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デジタル世界の路地裏で

ITパスポート試験を楽勝で合格できる本

すこし投稿が滞っていましたが、実は世を忍ぶ仮の会社員をしている企業で、全社員ITパスポートを取得しなさいという命令があり、試験勉強をしていました。ITパスポート試験は、情報処理系の業務に従事する者を受験対象としている試験で、一応、国家試験です。
【ITパスポート試験】情報処理推進機構
難易度としてはさほど難しいことはないのですが、出題範囲は基本情報技術者試験と同等レベルの広さで、覚えること(覚え直すこと)がたくさんあって大変でした。

結果は、試験終了時点で自動的に採点されますが、8割ほど正解していて、6割が合否ラインらしいのでほぼ間違いなく合格したと思います。ただ正式な合格通知まではもうすこし時間がかかるようです。僕自身、大学入試以降は長年まともな試験など受けてこなかった人間なので、勉強を始めた当初はどうやったらいいか勘がつかめませんでした。やはり何か受験対策書籍を探そうということになりとても良い本を見つけたので、今回はそれを紹介します。

改訂新版 ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密

改訂新版 ITパスポート最速合格術 ~1000点満点を獲得した勉強法の秘密
amazon – ITパスポート最速合格術

表紙がちょっとアニメちっくなイラストですが、本文はいたって真面目な内容で文章と簡単な図表だけで構成されています。著者の方はITパスポートで1000点満点を取った人らしいです。すごいですね。どれだけ幅広く細かく解説しているんだろう、と思うかもしれませんが、この本の方針はむしろ逆で、必要なことだけ覚えて8割取って合格しようという考え方なので無駄がないのが特長です。僕は最初は他の本で勉強し始めていたのですが、説明文や関連知識が多すぎて勉強が捗らず、試験1か月前になって「最速合格」というタイトルに惹かれてこの本をamazonでポチりました。届いてから1週間は「積ん読」して(汗)、試験3週間前になって焦って読み始めました。

冒頭でITパスポート試験の勉強法について解説されていて、本編はITパスポート試験の出題範囲である「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」と分かれていて、さらに後半で単語記憶術・計算問題対策がまとまっている構成です。本編は、読者が知らない分野でもイメージがつきやすいように架空のネットショップを例にあげて説明しているので、とても読みやすい工夫がされています。勉強法の解説に従って、僕は1週間くらいで1度ざっと読み終えて全体を把握し、それから気になる分野や苦手な箇所を読み直しました。そして試験まで2週間を切ってから初めて解いた過去問で7割正解していました。もうこのままでも合格できるレベルなのですが、念のため単語記憶術などを繰り返し読んで、もう一回過去問を解きながら試験に備えました。

やはりこの本を実際読んでみて感じたのは、本を読み始めてから劇的に試験勉強がスピードアップした感覚がありました。読書をほとんどしない僕でも1週間で読破できるくらい簡潔にまとまっているので、読書が苦手な人、たくさん覚えるのが苦手な人にはオススメできると思います。欠点を強いて挙げるとすれば、この本を読んだだけで「1000点満点」を取ることは難しいという点がありますが、ITパスポート試験に合格するという目標を達成するためには最適な本だと思います。

パーフェクトラーニング過去問題集シリーズ

過去問題集
amazon – 平成28年下半期ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集

もう一つ紹介したいのは過去問題集です。過去問は情報処理推進機構の公式サイトにPDFで全年度分掲載されていて無料でダウンロードできますが、解答だけで解説が一切ないため、解説が載っている過去問題集は必須だと思います。技術評論社から発行されているこの「ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集」は過去問が4問ごとに見開き2ページで解説されていて、解きながらその都度正しい知識を確認して学習できるようになっている点が特長です。これによって区切りが付けやすくなるので、ちょっとの空き時間を使って継続的に勉強することができます。また、過去問以外にも重要ポイントがまとまっているページがあり、試験直前に見返すのにちょうどいい量になっていて便利でした。おそらく半年ごとに新刊が発行されていると思いますので、そのときの最新版を買うと良いでしょう。表紙のイラストは毎回キャラクターが変わっているようなのでご注意ください。

ここでご紹介した2冊を使って、3週間程度集中して試験勉強をすれば、大抵の人は過去問で7割正解できるレベルに達すると思います。過去問で7割取れていれば、ITパスポート試験の本番でも合格(6割正解)できると思います。無駄なく最短距離で合格したい人はぜひお試しください!

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