スマホ動画撮影の手ブレを解決!iPhone対応最新スタビライザー
動画撮影は、よほど望遠やピント調節を駆使して撮影したいというこだわりの強い人でない限り、一般的にはスマホで充分だという人がほとんどだと思います。しかし、いざYoutubeやSNSに公開してみると、手ブレが酷くて素人感丸出しの映像になっていてガッカリすることが多いのではないでしょうか。そんな問題を解決するのが、スマホに取り付けて使用する電動スタビライザーです。
スタビライザーって何?
外見はただの短めの自撮り棒のような形状をしていますが、実際はスマホ動画撮影時の手ブレを最小限にする機構を備えたとても魅力的なガジェットです。(ひょっとして自撮り棒は、スタビライザーを見た人が本来の機能を知らずに自撮りに便利なグッズだと勘違いしたのがきっかけで開発されたのかも…?)
構造としては、直交する3つの軸に取り付けられたジンバルという回転台が回転することで、撮影者が向きを変えてもカメラの撮影方向をキープできるようになっています。さらに上下左右の揺れについては電動スタビライザーがスマホを揺れの向きと逆方向にジンバルの動きを自動制御することで、映像に手ブレの影響が出ないようになっています。
これがあれば、仮に走りながら風景を撮影したとしてもほとんど手ブレのない映像になります。実際にスタビライザーを使用している動画を見てもらえるとその素晴らしさをすぐに理解できると思います。
1分45秒から再生されます。
3分01秒から再生されます。
この動画の1分45秒以降または3分01秒以降では、画面左がスタビライザーにセットされたiPhone、画面右がそのiPhoneで撮影された動画になっていて、同時に確認することができます。画面右の映像を見る限り、プロカメラマンが撮影したような安定感のある落ち着いた映像になっていることがわかると思います。画面左については、スタビライザーがリアルタイムでiPhoneの姿勢制御をしている様子がわかります。
単純にスマホで撮影した動画のクオリティを高めるために役立つことはもちろん、子どものいる家庭なら、走り回る子どもをお父さんが追いかけながら撮影すれば躍動感のある映像を鑑賞に耐えうる品質で残すことができますね!
で、どのメーカーの商品を買えばいいの?
amazonを検索すると、数千円のものから数万円のものまでいろいろありますが、どうやら国内メーカーのスタビライザーは存在しないようなので海外メーカーの粗悪品を選ばないように注意しましょう。
まず間違いなくオススメできるのはFEIYU社の「FY-G4」3軸ジンバルです
amazon- FEIYU FY-G4 3軸 ジンバル
オススメできる最大の理由とは、appleストアで唯一公式アクセサリとして販売されているスタビライザーだからです。
appleストア アクセサリ Feiyu Tech G4 Pro 3-Axis
iPhoneユーザーであれば迷わずこの商品を買って問題ないでしょう。金額は、appleストアでは38,000円(税別)で、amazonでは2万円台後半になっています。ひょっとしたらappleストアの商品は上位機種かもしれませんが詳細は不明です。
また、いろいろ調べた結果「FEIYU社よりもZHIYUN社のほうが良い」という意見があり、ZHIYUN社の商品もamazonにありました。それがZHIYUN社の「Z1 Smooth C」3軸ジンバルです。これは、さきほど紹介した動画で使われていたスタビライザー(Z1 Smooth)と同型のようです。
amazon – ZHIYUN Z1 Smooth C
ちなみに、この商品がNeewerというブランドでも掲載されていますが、これはOEMされた別ブランドで、実質ZHIYUN社の商品と思われます。
amazon – Neewer 3軸スマートフォンジンバルスタビライザー
価格は2万円台前半なので、この点においてはFEIYU社の商品よりもZHIYUN社のほうがお得と言えます。ただし、細かい仕様で一長一短あると思いますので、カスタマーレビューをよく読んだ上で自分の使い方に合ったものを選ぶと良いと思います。
最後に、同じくらい高機能でもうちょっと安いのはないのか、と思っているみなさんにもうひとつオススメしておきます。それがTARION社スマホ用スタビライザーです。
amazon – TARION スタビライザー
すこし小ぶりでグリップが太く不格好ではありますが、価格がなんと1万円以下!そして件数は少ないですがカスタマーレビューもおおむね良い評価なので、ちょっとスタビライザーを試してみたいという人や、スタビライザーは欲しいけど2万円も払えないという人には最適の商品かもしれません。