Windows10におけるDTM環境への影響
以前、Web制作に関して「Windows10をなぜ拒むのか」という記事を書きましたが、DTM観点から言うとWindows10はしばらくの間は要注意なOSです。そもそもWindowsでDTMをしている人は、OSを作っている会社と作曲ソフトを作っている会社が別であり、連携が取られていないという現実を忘れてはいけません。Windows10の強制アップデートによって音源データやリズムマシーンに不具合が生じるという事象が各所で報告されています。うっかりWindows10にアップデートして被害に遭ってしまったら、各アプリケーションのメーカー各社がそれぞれWindows10対応するまで待つしかないですね。
こちらはTwitterから抜粋。
Windows10によるDTMへの被害現状
NEXSUS2アプデ通知
KONTACT音源行方不明により死亡
BFD3音色読み込めない pic.twitter.com/aryzCUUiwB— すぇいや (@kuziraman3) 2016年6月4日
こちらのリンクも参考になりそう。
http://dtm-matrix.net/windows10でのdawソフト動作を検証してみました/
reFX社のNEXUS2は僕も使っているソフトシンセで、Apple社の作曲ソフトであるLogic Pro Xから音源を呼び出す形式で使用しています。WindowsユーザーはOSと、作曲ソフトと、ソフトシンセがすべて別の会社の製品なので、OSがアップデートされてしまえばソフト同士の連携が取れなくなるのは当然です。しかしMacユーザーとしては、Apple社がOSも作曲ソフトも作っているのでDTM環境の根本的な部分が保証されているという点で絶対的に安心です。仮に不具合が起きたとして、別会社製の附属ソフトの問題であれば軽微な影響で済みますし、OSか作曲ソフトの問題が起きたとしてもAppleストアに相談すればほとんどの問題は解決します。